工法紹介(高エネルギー吸収型 土砂防止柵ハイジュールネット)

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土砂防止柵ハイジュールネット

近年多発している崩壊土砂による災害を防止するため、ハイジュールネットの落石捕捉システムを応用して、土砂防止柵ハイジュールネットを開発しました。

開発の経緯

 

土砂災害の危険個所は全国に52万箇所

 
  • 土砂災害の発生件数は年間約1000件。全国各地で発生しています。
  • 長雨や集中豪雨、地震の後は土砂災害の危険が高まります。

押し寄せる土砂をキャッチ

 
  • 土砂災害対策の現状と課題を踏まえつつ、自然・社会条件の変化により、国民生活と社会経済活動の基盤となる国土の保全と安全で活力ある地域づくりに資する土砂災害対策を着実に進めていく必要を求められています。このような中、土砂防止柵ハイジュ−ルネットの製品開発を行いました。

特長

  
  • 崩壊した土砂を強靭で柔軟なケーブルネットで捕捉します。
  • すり抜け防止の金網により、土砂の流出を最小限に抑えます。
  • 地盤状況に応じアンカー材は実験データを基にして、計算により定着長を定めます。
  • 崩壊土砂条件に応じて柵高および支柱間隔を設計します。
  • 斜面上で大がかりな基礎を必要としません。
 

実証実験の動画はこちら